23日目「グラフィックAPIの追加だ!!」

 衝撃の23日目が始まった! 今日はグラフィックAPIをふんだんに、あふれんばかりに追加した。しかし、今日のみどころはそこではない! 今日は、実は著者の知られざる過去があきらかになるのだ。もし、このBlogを今読んでる方で、本書を持っている方がおられたら、ぜひとも477ページを開いてもらいたい。するとちょうどページの真ん中に「make run」をしたサンプル画像がある。夜空を描いた画像だ。ウィンドウに点を表示するAPIを追加したので、それを利用したサンプルプログラムなのだが、問題はその画像から下へ2行目を読んで欲しい。よ〜く読んで欲しい。
(以下引用)

(夜空を描いた画像を指して)ええとですね、これは
筆者の友人が住んでいるペポ星から見た夜空なんですよ。

 ……………ペポ星? って、それどこの星だよーーーーー。そんな宇宙の果てに友人がおられるとは…。恐るべし川合氏(笑)。
 と、まぁ、もちろんこのテキストは完全な冗談なので、本当にいるわけじゃ決してないし(当たり前か)、著者も冗談として書いているんだが、でもだ。でもでもだよ。ハウエバーだよ。この本って、技術書なわけだよ。技術書なんだよ。OS作っちゃう本なんだよ。OSっていったら、もうなんかすごそうじゃん。エライ学者さんが書いてそうじゃん。そんな本に冗談とはいえ「ペポ星」という単語を出してくる著者の川合氏。絶対、おかしい(笑)。でも本書はエライ学者さんが書いてる本よりも断然分かりやすいし、本当に初心者に向けて書いてある。本当に理解してもらおうという熱意が伝わってくる感じ。そんな本を書かれた著者の川合氏、エライ学者さんよりもよっぽど尊敬できると思うのだ(これはお世辞じゃないよ。ボクは悪いスライムじゃないよ)。
 とまぁ、そんなこんなで今日やったのは、メモリ確保APIウィンドウに点を打つAPIウィンドウをリフレッシュするAPI線を引くAPIウィンドウを閉じるAPIキー入力のAPIを一気に作ったのだ。そして、最後はそれらを利用して、walkというアプリを作成した。このwalkというアプリは、数十年前のRPGの移動部分だけを簡略化した感じに仕上げたものだ。つまり、十字キーを押すと、「*」が移動するだけなのだ。しかし、これは立派なアプリなのだ。はりぼてOSのAPIを駆使して作った立派なアプリなのだ。なんか…、なんかさぁ…、素で涙出てきた…(ごしごし)。
 今日は最初から最後までAPIの追加で終始した。もうホント、OSっぽくなってしまって…、このやろ〜。でも、この辺りになってくると、本書自体が、新しく学ぶというより、これまでやってきたことを駆使して新しい機能を追加するという感じになってくるので、なんかBlogに書くことがなくなるぞ、このやろ〜(汗)。
 明日24日目は「ウィンドウ操作」で、ウィンドウの切り替えなどなどをやるらしい。ついに、あと残り1週間をきった。乞うご期待。