28日目「ファイルと日本語表示について」

 スタートしてから28日目にして、ついにファイルの操作APIを追加した。そして、ついに日本語表示を実現した。ただ、日本語表示はいいとしてもファイルに関してはもう少し突っ込んだ内容が欲しかった。本書を読み始めて、こういう風に思ったことは一度も無いから、多分最初で最後だと思うんだが、俺としては、ぜひともファイルの書き込みについてもやってほしかったのだ。
 それで、このはりぼてOSではディスクへの書き込みを実装していないから、つまりはファイル書き込みのAPIを用意することができない。だから、今回もそのAPIを用意してはいない。だが、これはぜひとも用意したかった。そのために紙面を割いて欲しかった。かといって、じゃあ変わりにどの章を省くのだ? といわれると、どの章も重要そうでなかなか省けないのだが、でも、やっぱ、ファイル読み込みがあるなら、ファイル書き込みが欲しいじゃん。これら2つがそろって初めてファイルAPIって感じがするじゃん(俺はするんだ)。
 というわけで、残念ながら、はりぼてOSではファイル読み込みAPIのみの実装となった。あっ、もちろんファイルオープン、ファイルクローズ、そしてファイルポインタ移動辺りのAPIは実装しているぞ。ただ、この辺りはどうしても悔しいから誰か28日目の続きを書いてくれ。「ファイル書き込みも実装する方法」って感じでよろしくだ(他力本願〜)。
 それで、ファイル操作がアプリでできるようになれば、アプリとしてtypeコマンドが作れるようになるわけだ。なので、これまでOS内部に実装していたtypeコマンドは排除だ! 変わりにアプリとしてのtypeコマンドを作成し、これを今後使っていくことでモウマンタイなのだ。ささいなことだが、確実な進歩だ。
 そして、今日2番目のメインディッシュ、日本語表示となる。これは、申し訳ないんだけども、予想以上にメンドクサイ(笑)。漢字多っ。第○水準とかややこしっ。区画とか意味分からん。なんかあんまりOSとは関係のないところで戦っている気がするし、この辺り実はあんまり興味ないしで、モ、モチベーションが…。こ、こんなところで日本語の壁が〜(ニホンゴ、ムツカシイデス)。
 と、そんなこんなで今日は終わりだ。明日はついに29日目、インベーダーゲームの作成ときた。ゴールまで、あと2日、乞う、ご期待。