14日目「折り返し地点到達! 本当の戦いはこれからだ!!」

 asmhead.nasを改良することで画面解像度を変更することが可能となった。本当に30日でOSが出来上がるのかを試してみるページ(14日目)では、640×480でのキャプチャ画像を載せている。画面解像度を変更するにはBIOSVESAという仕組みを使う必要があるようだ。そしてBIOSを使わなければならないということは、32ビットプロテクトモードになる前にうんたらかんたらしなければならないわけで、つまりはasmhead.nasを変更する必要が出てくるわけだ。VESAについては→http://community.osdev.info/?VESAを見ればモウマンタイ。
 うーん、思い返してみれば約2週間。なんだかんだでなんとかここまでやって来た。本当に実に大変な2週間だった。ときには仕事の合間にこっそりと本書を読んだり、また、仕事をさぼってこっそりと本書を読んだり、あと、仕事してるふりしてこっそり本書を読んだり、本当に大変だった(って、まずちゃんと仕事しろよ!)。うーん、長かったような短かったような…。それに、Blogを毎日見てくださるみなさんには本当に感謝〜。正直、Blogのアクセス数は純粋に頑張ろうという気持ちに繋がりました。2週間お付き合いくださり本当にありがとうございました。
 さて、昨日までの13日間の内容はどうやら著者が「OSを作るとしたらこれだけは用意しておこう」と考えていたものだったらしい。うむむ、なるほど。なら、とりあえずOS作成に関する最低限の知識は習得したことになるのか。個人的にははやくコンソール画面を出したいのだが、それはまだ少し先っぽい。んで、今日はひと段落ということで、解像度とキー入力の話とあいなった。
 ただ、キー入力の部分はほとんどマウスの制御部分と同じだったので、はっきりいっておまけ的な感じだった。キー入力に関しては→http://community.osdev.info/?%28AT%29keyboardを見るべし。これでマウス同様、キー入力の管理が可能。そして、解像度だが、それは前述の通りVESAを利用することでOKなようだ。今日の内容自体がおまけ的な要素も強くて今日は実に手軽で簡単だった気がする。明日からは「マルチタスク」が始まるし、初めてちょっと予習でもしてみるかな…(笑)。
 さぁ、初心に返って一から頑張って行くべし!! ここからが本当に面白くなっていくところだ(多分)。本当に30日でOSが出来上がるのかを試してみるBlog第2ラウンド! 乞うご期待!!